資本主義の中で
資本主義の中でというか、
他人との競争において勝つ人は、一喜一憂せずに淡々とタスクをこなす。
対して、ひとつひとつのことに一喜一憂しながら感情を最大限にセンシティブにして生きていく生き方も素敵な気もする。ただ、社会的に見れば、後者の生き方はあまり好ましくはないかもしれない。
それは、資本主義という社会システムの下に生きる上で、より生産的で効率的な生き方が好まれるからだ。基本的に、資本主義の下では、価値はアウトプットによってしか伝わらないのではないだろうか。
内在的に存在する、自己に蓄積された財産は誰にも評価できないから、資本主義界では無価値である。
しゃべりが下手な人、人に伝えることが下手な人は、こうして自己肯定感が低くなってしまうのだろうか。
別に資本主義を否定しているわけではなくて、資本主義であるが故の一面的なとらえ方を思いのままに書いてみた。